墓じまいする前に知っておきたいトラブル事例と対策方法

墓じまいする前に知っておきたいトラブル事例と対策方法

最近「墓じまい」される方が増えてきましたが先祖代々が祀られている場合、親族の同意を得ないとトラブルになることがあります。

また、墓石の解体や処分のため石材店を利用したら高額な料金を請求されたり、離檀についてお寺とトラブルになったケースもあるので慎重に行わなければなりません。

ここでは、墓じまいで多いトラブルの内容やスムーズに墓じまいができる対策について詳しく書いてあります。

トラブルを未然に防ぐ方法を説明しているので是非参考にしてください。

墓じまいのトラブルについて

墓じまいする際に起こりやすいトラブルは以下3つです↓

  • 親族とのトラブル
  • お寺とのトラブル
  • 石材店とのトラブル

では、それぞれのトラブル内容と対策方法についてご説明いたします。

親族とのトラブル

墓じまい 親族 トラブル

お墓には先祖代々の遺骨が祀られており、お墓に縁を感じている親族はたくさんいるはずです。

親族が思う気持ちとしては

  • お墓がなくなるのが受け入れられない
  • 墓じまい(改葬)をよく思わない
  • 墓じまい後の供養のしかたに賛成できない

理由は色々ありますが、墓じまいすることに抵抗を感じ納得できない方も少なくありません。

そんな親族の同意を得ず墓じまいしてしまうとトラブルになることも多いので、話し合いの場をもうけることが大切です。

親族に話す際は報告ではなく「相談」すること

「墓じまいすることを決めました」と報告するのではなく、相談するつもりで話し合うのがポイントです。

  • どうして墓じまいをするのか
  • 遺骨の供養はどうするのか
  • 改葬先はどこにする予定なのか

これらを丁寧に説明し親族の了承を得てみてください。

すべての同意を得るのは難しいかもしれませんが、もしかしたら遺骨を分骨したいと言われるかもしれませんし、様々な意見が参考になるかもしれません。

ある程度の希望や条件が決まっていたとしても、まずは「相談」する形で話し合いをした方が、その後の関係にしこりが残りにくいでしょう。

どこまでの親戚に相談すればいい?

どこまでという決まりはないですが、連絡が取れる方にはお話しておくと良いでしょう。

疎遠となってる親戚でもお墓参りしている可能性があるので、連絡がつくなら話しておいた方が後々トラブルになることもありません。

勝手に墓じまいすることはできるの?

親族の同意をせず勝手に墓じまいをすることはできます。

お墓と遺骨の所有者(法律的には祭祀主催者と言います)は、親族の了承なしに墓じまいしても法律的に問題があるわけではありません。

ただし、親族がお墓参りをしているなら問題になるのはあきらかです。

勝手に墓じまいするだけでなく、改葬先についてもしっかり話し合わないとトラブルになることが多いので、親戚の同意を得たうえで墓じまいをしていください。

墓じまいする場合に親族の同意はどこまで必要?反対された際の説得方法は?

墓じまいする場合に親族の同意はどこまで必要?反対された際の説得方法は?

2019年7月13日

お寺とのトラブル

墓じまい お寺とのトラブル

寺院にお墓がある場合、お寺の了承を得てから墓じまいをします。

この際、事務的に墓じまいすることを伝えると「離檀することは認めん」「出ていくなら100万の離檀料を払え」などトラブルになるケースもあるので注意してください。

お寺は先祖代々のお墓を守り供養をしています。ただ単に墓地や墓石を管理しているわけではないので、礼を欠く行為はNGです。

お寺への相談は早めに相談すること

お寺とのトラブルを避けるためには早い時期から相談することが重要です。

墓じまいすることが決まっていたとしても、相談する形で話し合った方が問題も起きにくくなります。

話し合う際のポイントは2つ↓

  • 墓じまいしたい理由を具体的に伝える
  • これまでの供養に対する感謝を伝える

「自宅の近くにお墓を移してこまめにお参りしたい」「継承者がいなくなるので準備をしたい」など、墓じまいする理由をきちんと伝えてください。

そして、今まで供養して頂いた感謝の言葉を忘れずに伝えることも大切です。

高額な離檀料を求められたら

話し合いがうまくいかず高額な離檀料を払わないと檀家から抜けられないといったトラブルも耳にします。

その場合、離檀料を払わないと墓じまいできないのか?と言うと、そんなことはありません。

本来「離檀料」というものはなく、墓じまいするにあたりお布施を包む習慣はありますが、それは檀家側のお礼の気持ちなのでお寺から請求されるものではありません。

離檀料(お礼のお布施)の相場は5~30万くらいで、法要時に渡していたお布施の2~3倍が目安となります。

もしお寺側に納得いただけない場合は、間に行政書士や弁護士などをはさんで話し合うと解決できることが多いです。

※離檀料についてトラブルが多いのかと言うと、実際はそんなことないようです。

離檀料という言葉は「墓じまい」の件数が増えてきたことによりメディアが作り上げた造語のことで、昔からある言葉ではありません。

実際に「離檀料なんて取らない」というお寺も多く、離檀料という言葉を嫌うお寺もあるので注意してください。

離檀料については、こちらの記事で詳しく説明しています↓

離檀料とはいくらが相場なの?支払う義務やトラブルの事例を紹介

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2019年7月13日

石材店とのトラブル

墓じまい 石材店とのトラブル

お墓の解体や処分には石材店を利用しなければなりませんが、中には高額な料金を請求してくる業者もいます。

特に注意したいのが、お寺が指定した石材店でないと利用できない場合です。

「信頼できる業者でないとお寺に入れたくない」といった理由で石材店を指定されることもあり、相場の2倍以上請求されたなんて話もあります。

そこで、適正料金で墓じまいしてもらうために、まずは相場について把握しておきましょう。

墓じまいの相場

墓じまいの相場(石材店に支払う料金)は、大体20万~50万くらいです。

金額の内訳はこのようになっています↓

  • お墓の解体と処分する費用:1㎡/8~15万
  • 遺骨を取り出す費用:1体/1~5万
  • 手続きに必要な書類:数千円

※専用の重機が入らない場所にお墓があったり、サイズが大きい、隣のお墓とピッタリくっついていて作業しずらいと料金は高くなります。

墓じまいにかかる費用は石材店だけではないので、詳しくはこちらの記事を参考にしてください↓

墓じまいの平均費用まとめ。総額いくら必要なのか相場を紹介!

墓じまいの平均費用まとめ。総額いくら必要なのか相場を紹介!

2019年7月13日

他の業者と比較することも大事

お寺指定の石材店が高額だった場合、他の業者を探し見積りを取ってみてください。(大体無料で見積りが取れます。)

あまりにも金額に差がある場合は、住職に相談すれば対応してくれることもあります。

また、石材店にも料金の詳細をしっかり説明してもらい、おかしい所を指摘すれば料金が安くなるかもしれません。

墓じまい代行業者の料金を参考に

墓じまい代行業者なら料金が明確となっていて分かりやすいです。

書類の申請からお墓の解体・処分まで全て行ってくれるので、見積りをとって金額を確かめてみると良いでしょう。

全国に対応した墓じまい代行業者は、こちらの記事で紹介しています↓

墓じまい代行業者のおすすめはどこ?全国に対応した3つの業者を比較

墓じまい代行業者のおすすめはどこ?全国に対応した3つの業者を比較

2019年7月13日

まとめ

墓じまいする場合、「親戚」「お寺」「石材店」とトラブルになる可能性がありますが、今回ご説明した対策を見てもらえばスムーズに墓じまいができるでしょう。

親戚とお寺には事務的な報告でなく「相談」する形で話し合うのがポイントです。

そして親戚には墓じまいする「具体的な理由」と「遺骨の供養先と供養の方法」をしっかり伝えて了承を得ること。

お寺には「お世話になった感謝の気持ち」と「墓じまいする具体的な理由」を早めに相談してください。

石材店と料金についてトラブルになるかもしれないので、墓じまいの相場や他社の見積りと比較してから利用するようにしましょう。

 

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