墓じまいとは?かかる費用や注意点・何から始めればいいかを徹底解説

墓じまいとは?かかる費用や注意点・何から始めればいいかを徹底解説

「お墓を継ぐ人がいなく、どうにかしなくてはならない」という人が増え、年々墓じまいの件数が増えています。

しかし

  • 何から始めればいいか分からない
  • どれくらい費用がかかるのか不安
  • 注意すべきことなどを知りたい

墓じまいなどそうそう経験するものではないので、色々な疑問や不安があると思います。

墓じまいのやり方は特に難しくないですが、いくつか注意したいことがあるので、ここでは墓じまいについての詳細をご紹介いたします。

墓じまいとは

墓じまいとは

墓じまいとは「管理できなくなったお墓を撤去して、中にある遺骨を別の場所に移すこと」です。

お墓を処分すれば遺骨もなくなるのでは?と思ってる方もいますが、中にある遺骨を別の場所に移動させるまでが墓じまいとなります。

墓じまいするためには、役所への手続き・親戚とお寺の許可・石材店や新しい供養先を探すなど色々とやることがあるので、早くても数か月、長いと1年以上時間がかかります。

「墓じまい」と「改葬」について

「墓じまい」という言葉は近年できた造語で、今までは「改葬」という言葉が使われていました。

改葬も「お墓を撤去して別の場所に遺骨を納める」ことですので、言葉の意味は全く同じとなります。

墓じまいは増加傾向にある

厚生労働省の「衛生行政報告例」を参考にすると、2007年の改葬件数は73,924件でしたが、2017年には104,493件と3万件も増加しています。

「お墓を守る承継者がいなくなった」というだけでなく、「住んでる場所からお墓が遠いためお参りしやすい場所に移動させる」という理由でも墓じまいが増えています。

誰がいつ墓じまいするのか?

墓じまいができるのは「お墓の承継者」だけです。

簡単に言うとお墓の管理料を支払ってる人(契約者)のことで、それ以外の人には墓じまいする権利がありません。

墓じまいする時期についてはいつでも構わないですが、やることが多く時間がかかるため60~70歳くらいには徐々に準備し始めた方がいいでしょう。

墓じまいは誰がするの?費用は兄弟間でどのように決めるのか?

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2019年7月13日
墓じまいする時期はいつがいいのか?どのタイミングで始めるの?

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2019年7月13日

墓じまいした後の遺骨はどこに供養する?

墓じまい後の遺骨に関しては、以下5つの納骨方法があります↓

  1. 新しいお墓に移す
  2. 永代供養する
  3. 散骨する
  4. 樹木葬や納骨堂に納める
  5. 手元供養する

最近だとお墓の承継者がいないことも多いので永代供養や散骨などが増えています。

費用も3万~と安く経済的負担も少ないですが、親族の許可を得ないとトラブルになることもあるので注意してください。

他の方の遺骨を混ぜてしまう永代供養の納骨方法に抵抗があったり、散骨だとお参りする対象がなくなるので反対される方もいます。

どういった納骨方法が良いかは、親族なども含めじっくり検討した方がいいでしょう。

墓じまい後の遺骨の供養先については、こちらの記事で料金や詳細をまとめています↓

墓じまい後の遺骨はどうすればいい?そのまま処分はできるのか?

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2019年7月13日

墓じまいにかかる費用

墓じまいにかかる費用

墓じまいには、お墓を撤去する費用・僧侶に渡すお布施・新しい供養先の3つの費用がかかります。

全部でいくら必要なのかは依頼する石材店や新しい供養方法・僧侶に渡すお布施によって上下しますが、50万くらいは見ておいた方がいいでしょう。

それぞれの相場についてはこれくらいが目安となります↓

  1. お墓を撤去する費用:20万~50万
  2. 僧侶にお渡しするお布施:5万~30万
  3. 新しい納骨先の費用:3万~数百万

お墓を撤去したり更地にするには石材店に依頼しなければなりません。ご自身で探す場合は何社か見積りを取り比較してから選ぶと安く抑えられますが、お寺から業者を指定されることもあります。

僧侶に渡すお布施は、今までお世話になったお礼のお金(離檀料)、お墓から魂を抜く閉眼供養のお金をお渡しします。

新しい納骨先は永代供養や散骨・樹木葬・納骨堂・お墓を立て直すなど色々あり、新しくお墓を立てるとなると150万以上はかかります。樹木葬や納骨堂もピンキリで、安いと10万くらいですが高い所だと100万以上必要になることもあります。

「墓じまいの費用や相場」の詳しい内容は、こちらの記事を参考にしてください↓

墓じまいの平均費用まとめ。総額いくら必要なのか相場を紹介!

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2019年7月13日

離檀料について

檀家を抜けるお金として「離檀料(りだんりょう)がいくらかかるのか心配」という方もいると思います。

ニュースでは1000万以上の高額な離檀料を請求されたケースもありますが、離檀料をお支払いする義務はないので安心してください。

離檀料とは今までお世話になったお礼としてお渡しするお金のことで、必ず用意しなければいけないものではありません。

しかし、離檀料を包む習慣はあり、5~30万を目安にお渡しすることが多いようです。

※離檀料の相場は法要の時に渡すお布施の2~3倍が目安と言われています。

離檀料はお気持ちで渡すお金ですので、出せる範囲の金額で構いません。5万出すのが無理なら1万でも大丈夫です。

離檀料とはいくらが相場なの?支払う義務やトラブルの事例を紹介

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2019年7月13日

墓じまいする際はトラブルに注意

墓じまいする際はトラブルに注意

墓じまいする際は親族やお寺とのトラブルに注意が必要です。

親族の中にはお墓に縁を感じてる方がいたり、新しい納骨方法に納得がいかない・ご先祖様に申し訳ないなど、墓じまいをよく思わない方もいらっしゃいます。

そんな人達を無視し勝手に墓じまいするとトラブルになるため、まずはしっかり話し合い納得してもらう必要があります。

お寺に墓じまいのお話をする際も注意が必要で、不義理な印象を与えるとスムーズに墓じまいできないかもしれません。

トラブルを避けるために大切なのが「相談」する姿勢で話し合うことです。

事務的に「墓じまいします」と報告すると相手もよくは思わないので、墓じまいすることが決まっていたとしてもまずは相談することから始めてください。

詳しくはこちらの記事で説明しています↓

墓じまいする前に知っておきたいトラブル事例と対策方法

墓じまいする前に知っておきたいトラブル事例と対策方法

2019年7月13日

親戚の同意はどこまで必要?

墓じまいするのに親戚の許可を得ないとトラブルになるかもしれないと説明しましたが、どこまでの親戚に同意を得ればいいのか難しい所だと思います。

特に決まりはないですが、普段お墓参りをしている人には必ず許可を取るようにして、連絡が取れる親戚にもお話しておくと良いでしょう。

合うのが難しい場合は電話でもいいですが、できるだけ話し合う場を設け説明することをおすすめします。

もし親族に墓じまいを反対された場合は、こちらの記事を参考にしてください↓

墓じまいする場合に親族の同意はどこまで必要?反対された際の説得方法は?

墓じまいする場合に親族の同意はどこまで必要?反対された際の説得方法は?

2019年7月13日

墓じまいは何から始めればいい?

墓じまいは何から始めればいい?

墓じまいのやり方を簡単に説明すると約5つのステップとなります↓

  1. 親族とお寺の同意を得る
  2. 新しい供養先(改葬先)を探す
  3. 必要書類を集める
  4. 石材店を探しお墓を撤去する
  5. 遺骨を改葬先に納骨する

①親族とお寺に墓じまいする許可を得ることから始めます。丁寧に墓じまいする理由を説明し許可をもらわないとトラブルになるので、同意を得てから準備を進めていきましょう。

お寺の同意が得れたら「埋蔵証明書」をもらっておきます。

②次に新しい供養先(改葬先)を探します。改葬先が見つかったら「受入証明書」をもらってください。

③役所からもらえる「改葬許可申請書」に記入し、「受入証明書」と「埋蔵証明書」を役所に提出すれば「改葬許可証」がもらえるので、これでお墓の撤去が可能となります。

④石材店を探しお墓を撤去します。お寺によっては業者を指定される場合があるので確認してください。

⑤取り出した遺骨を新しい供養先に納めて墓じまい終了です。

さらに細かい詳細についてはこちらの記事で確認してください↓

墓じまい(改葬)の手続きを簡単に解説!全体の流れや手順を紹介

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2019年7月13日

墓じまいを代行することも可能

墓じまいには色々な手続きが必要なので、お墓から遠い場所に住んでいると大変です。

親族やお寺の許可を得るのはご自身で行う必要がありますが、手続きや石材店の依頼は全て代行することができます。

墓じまいの代行には「行政書士」と「墓じまい代行業者」に依頼する2つの方法がありますが、「墓じまい代行業者」の方が費用は安めです。

「墓じまい代行業者」に依頼すると役所に申請する書類の手続きや石材店の手配だけでなく、供養先の案内や別途費用を払えばお寺と揉めた時に代わりに話し合いをしてくれます。

費用については20万前後から利用可能で、全国どこでも依頼できる墓じまい業者については、こちらの記事で比較しながら紹介しています↓

墓じまい代行業者のおすすめはどこ?全国に対応した3つの業者を比較

墓じまい代行業者のおすすめはどこ?全国に対応した3つの業者を比較

2019年7月13日

行政書士に墓じまいを代行するメリット

費用面では墓じまい代行業者に依頼した方が安く済みますが、行政書士に依頼すると手続きだけの代行やお寺と揉めた際に代わりに相談してもらうなど、一部だけ代行することができます。

例えば役所に申請する書類手続きだけなら6万前後で代行可能です。

他にも手続きの方法だけアドバイスをもらうなら3万前後と安くなるので、一部だけ代行したいなら行政書士に依頼するのも良いでしょう。

詳しい内容はこちらの記事でご説明しています↓

墓じまいを行政書士に代行すると全部やってくれる?メリットや費用は?

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2019年7月13日

墓じまいに参列する場合

墓じまいに参列する場合

墓じまいに参列する際

  • お供え物や他に準備するものは?
  • どんな服装で行けばいいのか?
  • 参列者は香典を持参するのか?

これらの疑問について簡単に説明しておきます。

墓じまいのお供え物については、普通のお墓参りの時と同じです。故人が好きだった物やロウソク・線香などを持って行ってください。

服装については私服にされる方が多いですが、喪服着用でも構わず特に決まりはありません。ただ、お坊さんに閉眼供養の儀式をお願いする場合は喪服にされた方がいいかと思います。

墓じまいの際に香典を持参するのか?については、香典は必要ありません。ただ、墓じまいは一種のお祝い事でもあるので「祝い金」を持参したりします。

詳しい内容はそれぞれの記事を参考にしてください↓

墓じまいで用意するものは何?お供え物や準備するものについて

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2019年7月13日
墓じまいの服装は何を着ればいい?来ていく服を決める基準について

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2019年7月13日
墓じまいに呼ばれたら参列者は香典を持ってくのか?

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2019年7月13日

まとめ

墓じまいにはそれなりのお金がかかったり、トラブルを防ぐため事前の相談が大切です。

勝手に墓じまいすると揉めることも多くなるので、この記事を参考に準備を進めてみてください。

 

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