墓じまいの服装に決まりはない
墓じまいの服装に何を着ればいいか迷うかもしれませんが、特に決まりはないため私服でも喪服でも構いません。
ただ、お坊さんを呼ぶのか?家族だけで行うのか?それとも親戚も呼ぶのか?によって服装を変えたりする意見もあるので、ここからは服装を決める基準についてご説明いたします。
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お坊さんを呼ぶなら喪服が望ましい
お坊さんを呼んで墓じまいする場合は、閉眼供養(へいがんくよう)を行います。
閉眼供養とはお墓から魂を抜きただの石に変える儀式のことで、この場合は一般的な法要と同じく喪服を着るのが望ましいとされています。
※お子さんの服装は黒と白を基調とした服装でもかまいません。
ただ、お墓が山にあったり道が整っていない場所にあるなど、喪服では動きにくい場合は私服にしても良いでしょう。
年配の方だと動きにくい服装は転んでしまう危険性もあるので、動きやすい靴や服の方が安心です。
服装について迷われるならお坊さんに相談してみるのが良いでしょう。もしかしたら喪服着用を望まれるかもしれないので確認してみてください。
親戚を呼ぶなら服装を相談してみる
お坊さんを呼ばず親戚だけで墓じまいする場合は、服装について相談してみるのもいいでしょう。
「先祖代々のお墓を終うのだから最後はしっかりとした服装の方が良いのではないか?」
「遠方から来られる人もいるから、あまり気を使わせるのも悪いので私服でいいだろう」
墓じまいに対しての想いや親戚への配慮など色々な意見があると思いますので、親戚に相談するのもおすすめです。
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服装についてアナウンスすることも忘れずに
墓じまいを経験することなどほとんどないので、参列者は服装に戸惑うはずです。
施主がアナウンスしないと何を着ていけばいいか分からない人も多いので、参列の案内をする際は服装についてもハッキリ伝えましょう。
墓じまいを私服で行く場合は、過度な露出や派手な色は避けてください。
お墓を供養する目的となるので、私服でも少し気を使った方がいいでしょう。
まとめ
墓じまいの服装については、特に決まりがないので私服でも喪服でもかまいません。
閉眼供養の儀式をするならお坊さんの正装に合わせ喪服を着てもいいですが、実際は私服にする方も多いので特にこだわる必要もないでしょう。
もし服装について迷われるなら、お坊さんに確認するか親戚と相談しながら決めてみてください。
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■墓じまいに参列する場合
└墓じまいに用意するもの
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