直葬の挨拶状について必要性や送るタイミング・例文などを紹介

直葬の挨拶状について必要性や送るタイミング・例文などを紹介

このサイトではアフィリエイト広告を利用しています。

この記事では直葬(火葬式)における挨拶状の必要性や書き方・送るタイミングなどについて詳しくまとめてあります。

直葬は火葬しか行わない葬儀のため一般的な挨拶状とは目的が異なります。そのため、書き方や送るタイミングも違ってきますので、この記事を参考にしながら用意してみてください。

直葬(火葬式)の挨拶状とは?

直葬(火葬式)の挨拶状とは?

本来の葬儀における挨拶状とは、お葬式に参列してくださった方や弔電に対して感謝の思いを込めた礼状を指します。四十九日の法要が終わったタイミングで挨拶状と香典返しの品を送るのが一般的です。

直葬の場合でも参列者には挨拶状を送りますが、故人の友人や知人はほどんど参列していないため、亡くなったことの連絡と葬儀を滞りなく終えたことを伝えるため挨拶状を出すケースが多いです。

必ずしも挨拶状が必要なわけではないですが、生前お世話になった人には送られた方がいいでしょう。

直葬の場合に送る挨拶状の例文

直葬をした後に送る挨拶状については、故人が亡くなったこと以外に「葬儀を近親者のみですませたこと」「報告が遅くなったお詫び」「香典や供花を辞退する際はその旨」を記載します。

挨拶状の例文

父 〇〇儀 〇月より入院療養中でございましたが
去る○月○日 〇〇歳にて永眠いたしました
ここに生前のご厚誼に感謝し 謹んでご通知申し上げます

葬儀につきましては故人の遺志により誠に勝手ながら近親者のみで執り行いました
お知らせが遅くなりましたことを深くお詫び申し上げます

尚 ご香典やご供花等につきましても故人の遺志により辞退させていただきたくお願い申し上げます

令和〇〇年○月○日
〇〇都〇〇区〇〇ー〇〇
喪主 〇〇

挨拶状を送るタイミングについては、葬儀が終わり1~2週間後くらいが目安です。

送る相手については故人と親しかった人を中心とし、年賀状だけのやり取りなら喪中ハガキで訃報を知らせても構いません。

直葬で香典を頂いた場合の挨拶状について

葬儀に参列した人や訃報を聞きつけた人からは香典を頂くこともあり、その場合は香典返しが必要です。

香典返しと共に挨拶状を送りますが、葬儀に参列して頂いた人と参列していない人とでは送る文面が若干ことなるので、それぞれの例文をご紹介いたします。

香典返しと共に送る挨拶状の例文

直葬に参列した人から香典を頂いた場合、参列して頂いたお礼と忌明けとなる四十九日の法要を滞りなく終了したことを挨拶状に記載します↓

直葬に参列した人に送る例文

先般 亡父 ○○ 葬儀に際しましては、ご多忙にもかかわらずご会葬を賜り厚く御礼申し上げます

おかげをもちまして○月○日に四十九日の法要を滞りなく済ませることができましたことをご報告いたします

つきましては供養のしるしまでに心ばかりの品をお届け致しました
何卒ご受領くださいますようお願い申し上げます

本来であれば拝眉の上御礼申し上げるべきところではございますが
失礼ながら書中をもちまして謹んでご挨拶申し上げます

令和〇〇年○月○日
〇〇都〇〇区〇〇ー〇〇
喪主 〇〇

直葬に参列しなかった人から香典を頂いた場合、参列のことに言及する文面を使わずに挨拶状を書いてください↓

直葬に参列してない人に送る例文

先般 亡父 ○○ 逝去に際しましては、御丁重なる御厚志を賜わりまして 誠にありがとうございました

おかげをもちまして○月○日に四十九日の法要を滞りなく済ませることができましたことをご報告いたします

つきましては供養のしるしまでに心ばかりの品をお届け致しました
何卒ご受領くださいますようお願い申し上げます

本来であれば拝眉の上御礼申し上げるべきところではございますが
失礼ながら書中をもちまして謹んでご挨拶申し上げます

令和〇〇年○月○日
〇〇都〇〇区〇〇ー〇〇
喪主 〇〇

下記の挨拶状は、法要など行わなかった際に送る例文です。参列した人・していない人のどちらにも使うことができます↓

参列した人・してない人に送る例文
(無宗教の場合)

先般 亡父 ○○ 逝去に際しましては、御丁重なる御厚志を賜わりまして 誠にありがとうございました

おかげをもちまして諸事滞りなく相済ませることができました
つきましては供養のしるしまでに心ばかりの品をお届けいたしましたのでお納めくださいますようお願い申し上げます

本来であれば拝眉の上御礼申し上げるべきところではございますが 失礼ながら書中をもちまして謹んでご挨拶申し上げます

令和〇〇年○月○日
〇〇都〇〇区〇〇ー〇〇
喪主 〇〇

挨拶状を送るタイミングについて

直葬に参列しなかった人に訃報の挨拶状を出す場合は、葬儀が終わってから1~2週間後くらいが目安です。

直葬に参列しなかった人に香典を頂いたら電話でお礼をしておき、四十九日の忌明け後に香典返しと挨拶状を送ります。無宗教葬の場合や四十九日の法要後に香典を頂いた場合は、1か月後くらいを目安に香典返しと挨拶状を送ってください。

直葬に参列した人から香典を頂いた場合、四十九日の忌明け後に香典返しと挨拶状を送ります。ただし、無宗教でしたら葬儀が終わって1ヵ月後くらいを目安に送って構いません。

直葬で供花/お線香/弔電を頂いたらお礼状は必要?

直葬(火葬式)の場合は香典を辞退することも多いため、代わりに供花やお線香・弔電を頂くこともありますが、その場合はしっかりお礼するのがマナーです。

お礼状を送ってもいいですが、それよりも直接会ってお礼するか電話でお礼した方が丁寧です。

立派な供花を頂いた場合はお返しの品を送っても構いませんが、基本的には供花/お線香/弔電のお返しは不要となります。

まとめ

直葬の場合だと近親者のみで葬儀するので、亡くなったことや葬儀を終えたことを挨拶状にてお知らせするケースが多いです。

送るタイミングは葬儀が終わった1~2週間後くらいが目安で、亡くなったこと以外に「近親者のみで葬儀を行ったこと」「連絡が遅くなったお詫び」「香典や供花など辞退するならその旨」を記載してください。

香典を頂いた場合は一般的な葬儀と同様に香典返しを行いますが、この時も挨拶状を添えて送るようにしましょう。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)