「葬儀や法事に着て行く子供の服装ってどんなのがいいの?」という方に、子供に着せる喪服の選び方やマナーについて詳しくご紹介いたします。
結論から言ってしまうと「地味な服装であれば子供はOK」なので、お手持ちの洋服で間に合わせることも可能です。
ただ、それらしい服を持ってない人のために、子供の喪服が安く売ってるお店についても載せましたので参考にしてみてください。
目次
お葬式や法要に着る子供の喪服は地味な服でOK
子供の喪服については「これでなきゃいけない」という決まりはないので、黒・紺・グレーなど地味な色の服を組み合わせて参列すれば問題ありません。
ちょっとした柄が入った服でも大丈夫ですし、白いシャツやブラウスなどモノトーンで組み合わせることも可能です。また、大人では肌の露出はマナー違反とされていますが、子供なら半袖半ズボンでも構いません。
では、赤ちゃんから小学生くらいまでが着る喪服について、もう少し詳しくご説明いたします。
赤ちゃんや幼児の服装
数ヶ月~3歳くらいまでなら普段着てる服でも大丈夫ですが、できるなら地味な色の服を選びたいところです。
黒・紺・グレーなどの色がいいとされていますが、赤ちゃんなら薄いベージュや水色・白などの服にしても構いません。派手な柄物やキャラクターデザインなどを避け、できるだけベーシックな服が望ましいとされています。
ただ、着なれない服だと泣き出すおそれもあるので、厳粛な場ではかえって迷惑となってしまいます。それなら赤ちゃんが過ごしやすい服の方がいいので、無理に着せるのはやめておきましょう。
女の子の服装
【基本的な服装】
小学生の女の子でしたら、黒・紺・濃グレーのワンピース・スカート+襟付きブラウスやジャケットやカーディガンを羽織ったスタイルが一般的です。
レースやフリル・リボンなどがついている服でも、大きく目立たなければ問題ありません。他にもワンポイントで柄が入っていたり、ダークなチェック柄であっても大丈夫です。
【合わせる靴や靴下】
合わせる靴については黒のフォーマルなデザインが望ましいですが、なければスニーカーでも問題ありません。ただ、全体的に赤い・派手すぎる靴はできれば避けたい所です。あと、かかとやつま先がない靴やサンダルもやめておきましょう。
合わせる靴下については、白・黒・紺・グレーなどを選び、くるぶしが隠れるくらいの物がベストです。黒やグレーなどのタイツやレギンスなどを合わせてもいいでしょう。
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男の子の服装
【基本的な服装】
小学生の男の子でしたら黒やグレー・ネイビーなどのズボンに、白シャツやポロシャツ、ベストやジャケットなどを合わせるスタイルが一般的です。
ズボンは長くても短くても可能で、全て無地で揃えなくてもワンポイントやちょっとした柄など入っても問題ありません。また、チェックやストライプ、ボーダーなども控えめな色でしたら大丈夫です。
【合わせる靴や靴下】
黒いフォーマルな靴があればベストですが、なければスニーカーで代用しても構いません。できれば黒いスニーカーがいいですが派手でなければ大丈夫です。
サンダルなど足が露出する靴はNGで赤やカラフルなスニーカーもできれば避けたいですが、どうしても用意できない場合は履いていっても構いません。
靴下はくるぶしが隠れる黒・白・グレーなどの色を選びましょう。
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制服があれば喪服としての正装となる
幼稚園や学生の制服であればお葬式や法要などに着て行って構いません。子供用の正装として制服が1番いいとされています。
赤いネクタイや蝶ネクタイ・少し派手な制服の学校もありますが、それらも付けての制服なので問題ありません。また、制服指定の靴がローファーやスニーカーでも学生なら平気です。
靴下についてはくるぶしが隠れる黒・白・グレーなどの色を履いていきましょう。
制服がない中学生や高校生の服装
中学生や高校生でも学校によっては制服がない所もあるので、その場合は大人と同じフォーマルな喪服を着るか、学生服のようなものを選んでください。
パンツは黒やグレー・ネイビーなどのフォーマルかそれらしいデザインを選び、トップスは白シャツ・ジャケット・カーディガン・ベスト・セーターなど合わせてください。
靴はスニーカーでもローファーでも構いません。スニーカーなら落ち着いた色(できれば黒か白)を選びましょう。ナイキやアディダスといったスポーツブランドのマークが入ったスニーカーでも大丈夫です。
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子供でもマナー違反となる喪服としての恰好は?
小学生までならどのような服でもいいとされていますが、できれば避けておきたい服について説明しておきます。
全体的にキラキラしているもの、ラメ、エナメル、光沢がある服・靴は避けてください。
あとはキャラクター物のデザイン、カラフルな服、パーカー、ジーンズについても控えるようにしましょう。スポーツウェア(シャカシャカしたもの)なども控えた方が無難です。
冬場のコートやアウターにファーが付いている場合、脱着式なら外してください。他にもレザージャケットなど、殺生をイメージさせるものは基本よくありません。カラーも地味な色がいいですが、どうしても用意できないなら式場に入る前に必ず脱いでおきましょう。
靴についてはブーツが基本的にはダメとされています。ただ、子供なら安全対策として履くなら絶対にNGとは言えません。雪が多く振る地域などでしたら安全や防寒を優先していいでしょう。
お葬式に参列した人のお話を聞くと私服で来られる子供もよくいると聞きますが、さすがに赤い服やスポーツウェアを着ている子供は目立ってたという声もあるので、できるだけ地味な服装を心がけてください。
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子供や赤ちゃんの喪服が売ってるお店
お家にあるもので子供の喪服が揃えられない場合、即日に揃える方法や喪服にできる服が売ってる場所について紹介いたします。
急遽必要なら実店舗で買う
すぐに購入したい場合は以下のお店に行ってみて下さい↓
- しまむら
- 西松屋
- アカチャンホンポ
- ユニクロ
- GU
- 無印良品
- イオン
- イトーヨーカドー
「しまむら」「アカチャンホンポ」「西松屋」は小学生までなら品揃えは豊富です。「ユニクロ」や「GU」は大人向け商品が多いので、中学生や高校生の服を探しているなら見てみるといいでしょう。小学生くらいの子供服については品揃えは少なめです。
無印良品についてはシンプルなデザインがメインなのでおすすめですが、店舗によって衣料品を扱っていないので行く前に確認しておきましょう。※ただし子供服はそこまで多くありません。
子供用の喪服を「しまむら」や「西松屋」で揃えたという声が多いので、お近くにある場合は行ってみてください。
それぞれの店舗の詳細はこちらの記事で説明しています↓
インターネットで買う場合
楽天やアマゾンなどの通販ショップであれば子供用の服がいろいろ売っているので、時間があるなら調べてみてください。
[itemlink post_id=”5599″] [itemlink post_id=”5600″]他には西松屋やアカチャンホンポのネット通販もおすすめですし、イトーヨーカドーのネットスーパーでも子供服を買えることが多いです。
※イトーヨーカドーのネットスーパーは当日注文で当日中にお届けもしてくれるので、わざわざ買いに行きたくないなら利用するのもいいでしょう。
申し込みはこちら:イトーヨーカドーネットスーパー
レンタルする場合
子供用のフォーマルウェア(喪服)をネットからレンタルすることも可能です。楽天やヤフーショッピングでは4800円~貸出しているショップがあり、靴も一緒に借りることができます。
最短で翌日の午前中に届けてくれるショップもあるので、しっかりした格好にしたい場合はレンタルを検討してみてください。
[itemlink post_id=”5602″] [itemlink post_id=”5603″]まとめ
子供が着る喪服について説明しましたが簡単にまとめると、学校の制服があれば着用し、なければ地味な服装にしていけば問題ありません。
お子様が小さければどんな服でも構わないとされていますが、できるだけ派手な服装は避けた方が無難です。
子供の喪服を揃えるなら「しまむら」「西松屋」「アカチャンホンポ」がおすすめで、値段も安く揃えることができます。
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