僧侶派遣サービスの中でも「お坊さん便」と「てらくる」は有名ですが、それぞれの違いが気になる方も多いと思います。
利用方法や内容などについては全く一緒ですが、評判は圧倒的に「お坊さん便」の方が良いです。
「てらくる」の評判も悪くないですが、参考になる口コミがほとんどありません。
利用者の数も「お坊さん便」が1番多く法要の料金も1万円安いので、現状だとお坊さん便を利用するのが良いでしょう。
お坊さん便の予約方法はネットから2~3分の入力と簡単です。
予約後はオペレーターから連絡があるので、分かる範囲を記入して予約すれば大丈夫です。
また、ネットから予約するとクレジットカード払いも利用できます。
では、ここから「お坊さん便」と「てらくる」を比較した内容を詳しく説明するので参考にしてみてください。
目次
「お坊さん便」と「てらくる」を比較
口コミの評判が良いのは?
公式サイト以外に書かれた評判を調べると、圧倒的に「お坊さん便」の方が口コミが多いです。
理由としては「お坊さん便」はアマゾンでも手配が可能なので、そちらに多くの口コミが書かれています。
- お坊さんの対応がよく誠実だった
- 記載された定額のお布施通りだった
- 自分の都合に合わせて日程が決められた
このような口コミが多くありました。
アマゾンのレビューを見るとマイナス評価もありますが、実際に利用した人ではなくお坊さんの派遣サービスに対しての不満の声がほとんどです。
※お坊さん便はアマゾンと公式サイトから利用できますが、公式サイトの方が1万円安く利用できます。
一方の「てらくる」は公式サイトからしか手配できないので口コミが少ないですが、「親切なお坊さんだった」と言う声が3件ほどありました。
評価の数から言うと「お坊さん便」の方が良いですが、「てらくる」の評判も悪くはないので、どちらを選んでも問題ないでしょう。
派遣されてくるお坊さんについて
「お坊さん便」と「てらくる」に登録されている僧侶は、僧籍簿(僧侶の資格)を持っている人のみです。
資格のないお坊さんが来るということはないですし、檀家を誘う営業もないので安心してください。
お坊さんの対応宗派について
どちらも、浄土真宗(西・東)・浄土宗・天台宗・真言宗・臨済宗・曹洞宗・日蓮宗の宗派に対応しています。
また、神道やキリスト教の手配も相談すれば可能ですが、利用できる地域が限られています。詳しくは問い合わせてください。
対応地域について
どちらも全国に対応しています。
僧侶手配サービスの中でも「お坊さん便」と「てらくる」は運営母体がしっかりしていて僧侶の登録数も多いので、様々な地域に対応しているのが特徴です。
※他の僧侶手配サービスだと一部地域にしか対応していない所が多い
法要の料金
四十九日や一周忌法要の料金は「お坊さん便」の方が1万円安くなっています。
お布施の料金と内容はこちら↓
お坊さん便 | てらくる | |
料金 | 35,000円 | 45,000円 |
読経や法話 | 〇 | |
開眼法要 | 〇 | |
仮位牌の 引取りと お焚き上げ |
〇 | |
納骨法要 | 〇(※1) | |
お膳料 | 〇 | |
交通費 | 〇 | |
心づけ | 〇 |
(※1)納骨法要を行う際、例えば自宅で法要した後にお墓に移動する場合は別途料金が掛かります。
移動して法要する場合の追加料金は「お坊さん便」も「てらくる」も+10,000円です。
また、複数名法要する際も追加料金を支払えば対応してもらえます。例えば父の一周忌と母の四十九日を一緒に法要するなど。
この場合の追加料金は「お坊さん便」が10,000円、「てらくる」が15,000円となります。
以上のことから、料金を抑えるなら「お坊さん便」を利用するのが良いでしょう。
戒名の価格
先ほど説明した法要のお布施は戒名が含まれていない金額です。
戒名を付ける場合は「お坊さん便」も「てらくる」も2万円~となります。
戒名はランクによって金額がことなりますが、基本的には一番下の2万円のランクをつけるのが一般的です。
2社の戒名授与の金額はこちら↓
お坊さん便とてらくるの戒名料 | ||
天台宗 浄土宗 曹洞宗 真言宗 臨済宗 宗派不問 |
信士・信女 | 2万円 |
居士・大姉 | 6万円 | |
院居士・院大姉 | 20万円 | |
浄土真宗 | 釋・釋尼 | 2万円 |
院釋・院釋尼 | 16万円 | |
日蓮宗 | 信士・信女 | 2万円 |
院信士・院信女 | 6万円 | |
院日信士・院日信女 | 16万円 | |
院居士・院大姉 | 20万円 |
※2社とも戒名のみ授与してもらうことも可能です。
葬儀の料金
お葬式にお呼びする僧侶の手配金額は「お坊さん便」も「てらくる」も同じです。
葬儀の形式別に金額がことなりますが、相場より安く読経をあげてもらえます。
※全国のお布施の相場は40万前後
お坊さん便とてらくるの お葬式のお布施料 |
|
火葬式/直葬 | 55,000円 |
一日葬 | 85,000円 |
家族葬 | 160,000円 |
一般葬 | 160,000円 |
※上記には戒名の価格も含まれています。戒名なしの場合は2万円引きです。
追加料金について
「お坊さん便」も「てらくる」も基本的に追加料金は掛かりません。
ただ、法要の場合ですと「場所を移動する場合」と「複数人の法要を同時にする場合」に別途料金が掛かります。
移動して法要する場合の追加料金は「お坊さん便」も「てらくる」も+10,000円です。
複数名法要をする場合は「お坊さん便」が10,000円、「てらくる」が15,000円となります。(父の一周忌と母の3回忌を同時に法要する場合など)
後は「卒塔婆」が必要な場合も別料金です。各サイトで予約した後はお坊さんから連絡があるので、その時に金額をお尋ねください。
僧侶に過去帳を記入してもらう場合も別途お布施がかかる場合があります。(過去帳はご自身で記入しても構いません)
支払い方法
「お坊さん便」の場合は、現金手渡しとクレジットカードが利用できます。
「てらくる」の場合は、現金手渡しのみとなります。
現金手渡しでお布施を渡す場合は、白い封筒に入れてください。(おつりはでないので注意)
その他の特徴について
お坊さん便については各種法事・法要に満足できなかった場合、全額返金に対応しています。
返金してもらう場合は、施行の翌日から5日以内にお坊さん便の公式サイトへ連絡してください。
また、全額返金を受けるには「よりそうメンバー制度」に登録していることが条件になります。
よりそうメンバー制度の登録は、こちらの「よりそうのお葬式」ページから資料請求してください。
資料請求すると葬儀関連のパンフレットが届くので、その時点で「よりそうメンバー」の登録が完了となります。
「お坊さん便」と「てらくる」の利用方法
どちらも利用方法は同じで、まずは公式サイトの予約フォームから申し込みを行います。
申し込みは仮予約ですので、分かる範囲で記入すれば大丈夫です。
予約したらオペレーターやお坊さんから連絡が入るので、必要な物などの確認を行います。
何日前から予約すればいいのか?
法事・法要の場合ですと、1ヵ月前には予約することをおすすめします。特に土日は予約が取りずらいので、早めの予約がおすすめです。
法要する場所によっては当日や前日に手配することも可能ですが、この場合は電話にて確認してください。
お葬式の場合は前日より予約が可能です。
まとめ
「お坊さん便」と「てらくる」はどちらも評判が良いですが、利用者数はお坊さん便がNo1となっています。
また、法要のお布施も1万円「お坊さん便」の方が安いので、現在はお坊さん便を利用するメリットの方が高いです。
※お坊さん便ならクレジットカードも利用できます。
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